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高坂 希太郎 【こうさか きたろう】 1962(昭和37)年2月28日生まれ。神奈川県横浜市出身。スタジオアウトリガー所属 高校卒業後、OH!プロへ入社。動画時代は才田俊次から指導を受けた。* 以降はスタジオジブリを拠点とし、宮崎駿の右腕として活躍しつつ、マッドハウス作品にも顔を出している。 通称『ゴッドハンド』。 『茄子』の宣伝の際、「宮崎駿の一番弟子」と書かれてしまったが、本人は否定している。 アニメーター自転車最速王決定戦『ジロ・デ・信州(旧名ツール・ド・信州)』の無敵のチャンピオン。 妻は元ジブリの同僚 保田夏代氏。 『若おかみは小学生!』の制作を機にDLEに所属していた。 ・宮崎駿は反面教師?高坂監督15年ぶり新作が公開 ■銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅(劇場/1981) 動画 ■Dr.スランプ アラレちゃん(1981~1986) 動画 30話 ■セロ弾きのゴーシュ(劇場/1982) 作画 ■南の虹のルーシー(1982) 原画 5話 12話 16話 ■ミームいろいろ夢の旅(1983~1985) 原画 1話 50話 76話 104話 107話 113話 116話 ■ふしぎの国のアリス(1983~1984) 作画 26話 ■風の谷のナウシカ(劇場/1984) 原画 (宮崎駿全書より) 森へ帰るウシアブ~王蟲が出迎える(C370-384) 格納庫からメーヴェを取り出し飛び立つナウシカ(C731-813) ガンシップからメーヴェに移り飛び立つナウシカ(C1314-1342) 飛行ガメの攻撃をかわして乗り移るナウシカ(C1377-1404) ■ふしぎなコアラ ブリンキー(1984) 原画 11話 ■カムイの剣(劇場/1985) 原画 ■名探偵ホームズ 作画監督 20話 原画 20話 ■ルパン三世 バビロンの黄金伝説(劇場/1985) 原画 ■ルパン三世 PartIII(1984~1985) 原画 49話 50話 ■天使のたまご(OVA/1986) 原画 魚が出るところの後半部分。魚のほかに、もりを撃つシーンなど。20カット担当。(アニメージュ1985年11月号) 「シーラカンスのような巨大な魚が、建物の陰のなかから、つぎつぎとわいて出てくる。建物はボーッとひかっていて、魚はまっ黒です。 建物の形にそって、魚がクネクネ動く。しかも全原画なので、けっこうたいへんなカットですね」と、 担当パートについて高坂氏本人がアニメージュ1985年11月号にて語っている。 ■天空の城ラピュタ(劇場/1986) 原画 鉱山街に戻ったパズー~縛られるパズー~ドーラ「お前あいつらがあの娘を生かしておくと思うのかい」まで。(叶精二氏のツイートより) 同行を願い出るパズー、ゴーグルを装着するパズー。パズーとドーラのの会話後半はパズーが高坂氏、ドーラ/友永和秀氏の担当。(同上) フラップター空中滑走、パズーのアップ「シータ!」まで。(同上) ■愛の若草物語(1987) 原画 4話 8話 12話 16話 ■王立宇宙軍 オネアミスの翼(劇場/1987) 原画 シロツグが宇宙服を着たまま抜け出し、バイクをかっ飛ばす辺り。(この人に話を聞きたい 第59回より) シロツグが宇宙服で走るところ。3コマ中1の走りになっている。(高木弘樹氏のツイートより) 山内則康氏とともに飛行機作画の中心となった。(オネアミスの翼 王立宇宙軍 COMPLETED FILEより) ■トワイライトQ 迷宮物件 FILE538(OVA/1987) 原画 ■火垂るの墓(劇場/1988) 原画 B29による空襲シーン(叶精二氏のツイートより) ■AKIRA(劇場/1988) 原画 ■風を抜け! 原画 ■LITTLE NEMO(劇場/1989) 原画 ■YAWARA! a fashionable judo girl! 原画 1話 2話 7話 42話 作画監督 7話 13話 24話 36話 46話 61話 70話 79話 89話 95話 102話 109話 114話 117話 123話 絵コンテ 13話 24話 36話 61話 89話 演出 24話 36話 61話 89話 ■御先祖様万々歳!(OVA/1989~1990) 原画 6話(NC) 原画を担当(第150回アニメスタイルイベントより) ■X2 ダブルエックス 原画 ■A-Girl 監督 キャラクターデザイン 作画監督 ■総天然色漫画映画 平成狸合戦ぽんぽこ 原画 ■耳をすませば 作画監督 ■もののけ姫 作画監督 原画担当パートは、アシタカの腕にからみつく蛇~再度矢が的中~追いすがる蛇と、(叶精二氏のツイートより) 屋根上を走るサン~アシタカ対サン~屋根に登るアシタカ(同上) ■MASTERキートン キャラクターデザイン 総作画監督 作画監督 1話 5話 22話 35話 絵コンテ 22話 35話 演出 22話 35話 レイアウト監修 2話 13話 ■CLOVER 監督 ■メトロポリス 原画 ■千と千尋の神隠し 作画監督 ■茄子 アンダルシアの夏 監督 脚本 キャラクターデザイン 作画監督 ■MONSTER キャラクター原案 ■ハウルの動く城 作画監督 ■茄子 スーツケースの渡り鳥 監督 脚本 キャラクターデザイン ■崖の上のポニョ(劇場/2008) 作画監督補 ■パン種とタマゴ姫(ジブリ美術館/2011) 作画監督 ■コクリコ坂から(劇場/2011) 作画監督(共同) ■風立ちぬ(劇場/2013) 作画監督 ■思い出のマーニー(劇場/2014) 原画 杏奈と信子の会話「ふとっちょぶた!」(叶精二氏のツイートより) トマトの収穫、キャッチする杏奈(同上) ■バケモノの子(劇場/2015) 原画 ■若おかみは小学生!(劇場/2018) 監督 絵コンテ 演出 ■ファイナルファンタジーXIV 漆黒のヴィランズ CM - CHOOSE YOUR LIFE(CM/2019) 監督(共同) 絵コンテ(共同) 演出(共同) ■ヤマンへの手紙(Web配信/2019) キャラクターデザイン ■SUZUKI ハスラーCM(CM/2020) アニメーションコンセプトデザイン イメージボード、設定画 ■君たちはどう生きるか(劇場/2023) 原画 ■ハスラーワールド/ムーンライトと走れ篇(CM/2023) 監督・絵コンテ・演出・作画監督
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咲「京ちゃん、ネクタイずれてるよ?」 京太郎「え?」 咲「しょうがないなぁ、ほら、直してあげるからこっち向いて」 京太郎「んー」 モブ1「おうおう、相変わらずお熱いねぇ」 モブ2「久しぶりー」 京太郎「おっ!おまえら!久しぶり!」 モブ1「成人式のときはこっちに来ないしよー、中学の同級生に対して冷たくね?」 モブ2「しかも宮永さん以外にも美人な娘二人と一緒にいただろ!もげろ!」 京太郎「悪い悪い、部活の仲間といたもんでさ」 モブ1「あー、そっかインハイの……」 モブ2「噂の清澄世代か」 京太郎「なんだよそれ……」 モブ1「そういや京太郎も最後は結構いいとこまでいってたよな?」 モブ2「まだ麻雀続けてんの?」 京太郎「うんにゃ、趣味程度」 京太郎「やりたいことができたから、今は大学で勉強一本だ」 モブ1「ふーん、ってあれ?宮永さん何処行った?」 モブ2「せっかく新鋭プロのサイン貰おうと思ったのに」 京太郎「お前らなー、こういう場でそういうの止めとけよ」 咲「京ちゃん」 京太郎「ん?」 咲「はいこれ、ご飯持ってきたから食べよ?」 京太郎「そういやまだ食って無かったな、サンキュー咲」 咲「ふふっ、ちゃーんと京ちゃんの好きな物持ってきたからね」 京太郎「流石咲!気が利くな、このー♪」グリグリ 咲「きゃー♪」 モブ1「中学の時より仲がパワーアップしてやがる……」 モブ「おい嫁田、いつものアレ言ってやれよ」 嫁田「あー……それはその、な……」 モブ1「なんだ、持ちネタ言わないのか?じゃあ俺が言うぞ?」 モブ1「全く、宮永はいい嫁さんだなぁ」 咲「えっ?……うんっ、勿論!」ニコッ モブ1「……えっ?否定しないの……ってアレェ!?」 モブ2「よ、よく見たら、左手……!」 京太郎「おお、少し前に結婚してな」 モブ1「なん……だと……」 咲「まあ私が稼ぐから京ちゃんは主夫なんだけどね」 咲「妻としては夫に甲斐性が欲しいなー、なんて」チラッ 京太郎「えー……俺だって咲のマネージャーになる為に日々頑張ってるのに酷くね?」 咲「えっ!?そうだったの!?」 京太郎「あれっ?言ってなかったっけ?」 咲「初耳だよ!」 京太郎「あれー……じゃあ改めて宣言するわ」 京太郎「忙しく飛び回ることになるだろうお前の為に何ができるか考えたらさ、これしか思い浮かばなかった」 京太郎「外国語数種に経済学に、まだまだやる事は山積みだけど」 京太郎「俺、頑張るからさ」 京太郎「身も心も公私共にサポートできるマネージャーになる為に」 京太郎「……咲の、為に」 咲「京ちゃん……」 京太郎「苦労かけるけど、もうちょっと待っててくれよな」 京太郎「俺の……お姫様っ!」チュッ 咲「うんっ!」 カンッ
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独立項目を作るほどではないかな、と思った情報を雑多に載せています 京太郎達の強化前のステータス 武器・装備に関して色々 都市伝説以外の解説 タイトル元ネタ 京太郎と登場人物との関係 ネクサスシフト各種 第十二話(怜過去編)時のルート分岐 京太郎達の強化前のステータス +須賀京太郎 【須賀京太郎】 ステータス ATK:20 DEF:20 保有技能 『比翼の鳥』 人一人にして人に非ず。翼片翼にて翼に非ず。 人物を指定し、己の中に格納する能力。 格納した人物に応じた能力と補正を得る。 『????』 ???? +園城寺怜 【園城寺怜】 ステータス補正 ATK補正+15 DEF補正+15 保有技能 『未来余地』 少し先の未来、時々遠い未来を認識する能力。 未来には、変える余地がある。 自身の判定値に+3する。 判定コンマで相手を上回った次のターン、相手の選ぶ選択肢を知る事が出来る。 奇襲・罠・不意打ちに類するものを無効化する。 適正武器 全て +高鴨穏乃 【高鴨穏乃】 ステータス補正 HP補正+100 ATK補正+5 DEF補正+5 保有技能 『B2A(いともたやすく走り去るえげつないババア)』 高速機動 凡百の存在には至れない高速の世界。 成長期の彼女の足は、いまだ進化の過程にある。 自身の判定値に+5する。 高速機動 に属する技能を持たない者との戦闘時、自身の判定値に+5する。 『不倒不屈』 決して諦めない姿勢が奇跡を起こす、彼女の精神性。 HPが0になった時、HP1で耐える事が出来る。 適正武器 【長物】【靴】 +国広一 【国広一】 ステータス補正 ATK補正+20 DEF補正+40 保有技能 『メスメリック・マジシャン』 魔法も科学も技術も奇術も奇跡も、全て突き詰めれば同一の物となる。 大切なのは、扱う者の心がけ一つ。それがマジシャンの心意気。 戦闘ダメージ以外で自身のステータスが変化した時、それを任意で無効化できる。 ダメージ計算時、自身のDEFを二倍にする。 適正武器 【盾】【針】 +鶴田姫子 【鶴田姫子】 ステータス補正 ATK補正+30 保有技能 『発砲美人』 遠隔攻撃 矢射(やさ)す優しさ、撃つ美しさ。 鍵穴に鍵を差し込むように、目標の点に正確に。 遠隔攻撃 を持たない敵の判定値を-10する。 自身の判定値がゾロ目であった場合、自身の攻撃サイドを確定させる。 適性武器 【遠隔武装】 武器・装備に関して色々 +オモイヤリ 【オモイヤリ】 『思い遣り』『重い槍』 京太郎の初期武器。学校などでよく見かけるT字型の箒。長い間京太郎を守り、力を貸してくれたもう一人の相棒。 中学時代に小鍛治健夜から受け取った武器であり、三尋木咏お墨付きの品。霊木化した黒檀と鉄刀木を組み合わせた作られているらしい。また、柄の部分が破損したアメノヌボコで出来ているなど色々と曰くつき。よくわからない人は『アメノヌボコ』でググってみよう。ビビります。 戦闘時は振り回したり突いたりなど、槍のようにして扱われている。 第十六話にて黒フードこと黒太郎により破壊され灰と化したが、形を失った後も主人への忠誠は消えず、終盤では黒太郎に一矢報いてくれた。 ちなみに、擬人化すると『寡黙な騎士然としたおっさんです。一言も喋りません。でもたぶん主人がどんな道を歩いても無言で付いて来てくれます。命尽きるまで』とのことらしい。 +シュクジュ 【シュクジュ】 『祝呪』『槭樹』 第四話にて入手した武器。純白の傘であり、京太郎を守る盾。 元は『白い人の白い傘』と言う都市伝説であり、それを三尋木咏が京太郎用の装備へと組み替えたものらしい。槭樹はカエデのモミジの別名。転じて秋に一斉に紅く染まる木々の葉の朱色の事であり、その名の由来通り傘を開くと鮮やかな楓の椛模様が浮かぶ仕掛けになっている。 戦闘の際は傘を開くことで敵の攻撃を塞いだり、傘の先端で敵の身体を突いたりと盾と剣両方のようにして扱われている。 第十六話にて雀明華謎の人物の『私の傘はもっと丁重に扱って下さい』と言う発言から、元は『傘バス』の都市伝説の保有者である彼女の持ち物であった可能性が高い。 +カタキウチ 【カタキウチ】 『仇討ち』『敵撃ち』『堅き内』 第五話にて入手した武器。銀の光沢を放つ銃……ではなくエアガン。京太郎の敵を討つ/撃つ存在。堅き内は動じない心と言う狙撃の奥義を指している。 外見は縁日などで売られているようなしょぼいエアガンだが、中身は全くの別物。弾も法儀礼済み銀十字を溶かした銀製BB弾が使用されており、咏曰く『有効射程は20~30m、適性のある子とならその100倍はいけるんじゃないかな』とのこと。実際に本編ではくねくねを遠距離から狙撃している。 戦闘の際はそのまま銃のようにして扱われている。姫子の能力があるため、敵を視ずに撃つという中二染みた芸当が可能。 +フクツ 【フクツ】 『不屈』『踏靴』 第十四話にて入手した武器。汚れ一つないスニーカー。 +ハリコノトラ 【ハリコノトラ】 『張り子の虎』『針娘の徒ら』 第十四話にて入手した武器。先の丸い針の束。 +ヒトノワ 【ヒトノワ】 『人の輪』『飛刀の輪』 第十四話にて入手した武器。チャクラムに似た鉄輪。 +真・オモイヤリ 【真・オモイヤリ】 第十六話にて入手した武器。オモイヤリの後継者。 +フクツ・ゼシキ 【フクツ・ゼシキ】 『不屈是色』『不屈是式』 第十八話にて、フクツが進化したことで生まれた武器。 都市伝説以外の解説 +設定だけしてたけど何となく出せないような気がしてる人達 【設定だけしてたけど何となく出せないような気がしてる人達】 ・沢村智紀 ネトゲ廃人 現在はRO・リネージュ・FFなどに入り浸っている模様 だけれどやっぱり大好きFPS。Civ5に手を出すか迷っている模様 常識レベルでは龍門渕一家で一番高い こっそり地元ローカルBBSの管理人をしているとか何とか 『国家機密もハッキング可能な凄腕ハッカーが存在する』という都市伝説持ち。 実際はスタンドアロンサーバー等があるため有史以来存在しないであろうハッカーの都市伝説 ネットワークに関する文字通りのチート技能を持つ。彼女のそれは大体ホシノ・ルリクラス 幼少期にグリッドマンを見ていたり、ブラッディ・マンデイを愛読していたりと趣味がそっち方面にハイエンド 神様のメモ帳を京太郎に勧められたり、咲にSAOを勧められたりしている 種死は途中までシン君の為のOSをキラさんが作る展開があると信じていたとか何とか 『PETとネットナビを現実作れないか』という目標に邁進中。 MMDやラブプラスを参考にしつつ「なんか違う」と呟く日々 記念すべき一作目はブルースに決めているとか何とか。フミコミザンとシールドを厨性能にする予定らしい 作られた場合、生産ラインを整えるための財力がバックにあるのが恐ろしい 数年後にコミケで世界最先端の技術が発表され世界が震撼するかどうかは、彼女の背にかかっている 第二話にて。龍門渕のヒッキーことともきーの裏設定。第十五話にてめでたく本編でその能力を発揮してくれた。 +天皇陛下最強説 【都市伝説:天皇陛下は神通力を持ち日本において至上にして無双である】 【つまり天皇陛下最強なんじゃね?】 天皇陛下がお使いになる皇室武術「十七条拳法」 ・冠位十弐拳:濃淡それぞれ紫、蒼、赤、黄、白の貫通力に優れた光線を撃つ ・神風拳:突如暴風雨が発生する技であるあらゆる艦隊を壊滅させる恐るべき技 ・現人神拳:神の血を受け継いだ者にのみ許される技、対峙した者の悪の心を消し去る ・天岩戸拳:太陽を隠す、地上には永い冬が到来する。恐竜を絶滅させた技である ・出雲拳:全宇宙の神々を呼び寄せ会議を行い最適な道筋を示す ・諏訪拳:神湖の力によりあらゆる物を濁流に消し去る、残るのは肥沃な土地である ・八咫拳:三種神技の一つ、太陽の持つ絶大なエネルギーを直接照射、炎の雨が降る ・八尺拳:三種神技の一つ、八咫拳を月面を介して行う夜間専用 ・叢雲拳:三種神技の一つ、雲霞のごとく剣を飛ばす、5万の軍勢を瞬く間に殲滅する ・天照拳:皇祖の力を借り新たな神を生み出すが詳細は不明である ・素戔拳:視界に入るものすべてを破壊する技、神を倒すことのできる唯一の奥義 ・欠史八代拳:存在を消しさる技、八代にわたる研究により開発されたが・・・ ・日ノ本拳:日ノ本一の兵を復活させると言われている、六文銭が三途の川を渡す ・大和拳:46cm砲を絶え間なく撃つ。以前この技を真似た最強戦艦が建造された ・天孫降臨拳:隕石を落とし攻撃する、メテオストライク ・天地開闢拳:歴代の陛下の力を借り戦闘力を125倍に増加させる ・万世一系拳:十七条拳法の究極奥義、まばゆい光を伴い歴代の陛下が登場する 第二話終了後にて。一発ネタです。 +小鍛治 【小鍛治】 室町期の名刀鍛冶・三条小鍛治宗近の子孫の苗字。 三条小鍛治宗近は「この時代において無二」と言われるほどの名工であり、「天下五剣」の一つに数えられる徳川将軍家伝来の国宝「三日月宗近」を鍛え上げた伝説級の人物。 稲荷大明神が直接霊剣を依頼し、己の化身を使わして手伝いをさせる程の異才。 古来より刀鍛冶は霊刀と妖刀の両者を打つ者で、しばしば奇譚の中心人物となる。 それは日本だけではなく、北欧・ギリシャ神話や干将莫耶を始めとする世界各地に散見する性質だ。 刀鍛冶が霊剣を打ち、霊剣を以て魔性を討つ。 このタイプの伝説は、国内だけ見ても本当に多い。 つまり、魔を討つ霊能者……それも、何かを育て鍛え上げるのが本業の霊能者の子孫。 それが、この苗字の持つ意味だ。 余談だが、都市伝説は夜を好み、調和を乱す。 健やかな夜は、彼らが最も忌み嫌う天敵ではないだろうか。 第二話終了後の閑話にて。小鍛治健夜の苗字に関するエピソード。 +金剛蔵王権現 【金剛蔵王権現】 都市伝説ではない。コンゴウザオウゴンゲン、と読む。 神様仏様、それが人の世にて何かの役割を果たすための仮の姿『権現』と呼ばれる存在である。 原作咲世界における、高鴨穏乃の元ネタ。 奈良の吉野の地、金峯山寺本堂に本尊を構える。 奈良の地に数ある神格の中でも特に特異な位置づけと特性を持つ、破邪の神性。 その最大の特徴は、『日本で産まれた創作の仏尊である』という一点に尽きる。 かつて「役小角」という名の修験者が居た。 彼は願う。「人々をこの世のあらゆる痛苦より救う神よ、顕れ給え」と。 まずは弁財天が現れた。彼は「貴方では優し過ぎる。それでは全てを救えない」と断る。 次に地蔵菩薩が現れた。彼は「貴方では慈悲深すぎる。それでは全てを救えない」と断る。 そして最後に、蔵王権現が現れた。蔵王権現は憤怒の相を隠さぬまま、それを悪しき者に振るう権現。 役小角はその神に祈り、祀り、その神の恩恵にて人々を救わんとかの神の存在を同じ修験者達に広め始めた……と、言われている。 役小角は『高加茂氏』の直系であり、彼が開祖となった修験道の総本山の一つに建っているのが、高鴨神社。 原作咲世界において高鴨穏乃が行なっていた山籠りは修験道と似通っており、彼女が通っていた道も大峯奥駈道という修行道。 高鴨穏乃は退魔の神性・蔵王権現に祈り誰かを救おうとした勇者、かつての役小角の立ち位置に居る。 蔵王権現は日本独自の仏。 人からの身から救世主となった釈迦如来の化身であり、釈迦如来・千手観音・弥勒菩薩の合わさった存在とされる。 仏教ではなく神道のくくりでは、大己貴命に少彦名命に金山毘古命・国常立尊と日本武尊の五柱の神が合わさった存在とも言われている。 ……はっきり言おう。ふざけてるのか!? と叫びたくなるほど突き抜けて凄まじい存在である。 少し詳しい人が見れば卒倒してしまいそうなほどの神々を複数掛け合わせた神。 一つ一つが神社仏閣を建てて祀られていてもおかしくない高位の神格を融合させた、最強と例えるのが相応しい存在。 そして何より、この神の存在理由と産まれた理由は「ただ人を救う事」のみである。 日本で創り上げられた、「ありとあらゆる苦痛から人々を救うためだけに存在するヒーローとしての神」。 1200年以上前にこの日本で生み出された、日本で最も古き『対抗神話』に近い存在。 強いて言うのなら……これは、寺生まれのTさんの祖先であり、同一の存在であると言えるだろう。 優しさでもなく慈悲でもなく、ただ戦い滅する破邪の存在として望まれているという点で、この両者は驚くほど一致しているからだ。 すなわち、蔵王権現に仕える巫女の家系。人々の幸せを願う修験者。誰かの「救って欲しい」という祈りを叶える存在。 この三者が出会い、支え合い、惹かれ合った事は……きっと運命のような、そんな素敵な何かだったのだろう。 第十八話にて。高鴨穏乃、新子憧、須賀京太郎の三人の関係に関するエピソード。 タイトル元ネタ +... ※注釈は 1のレスより 第一話:A Day For You/今日という日を貴女に 『鋼殻のレギオス』の外伝短編「ア・デイ・フォウ・ユウ」。 第二話前編:Bicentennial Man and Other stories/聖者の行進 世界的に有名な小説家「ビッグ・スリー」の一人アイザック・アシモフの短篇集「Bicentennial Man and Other stories」。 1976年著。 第二話後編:Brave New World/素晴らしきこの世界 オルダス・ハクスリー、1932年著のディストピア小説「Brave New World」・・・を元ネタにしたジャズミュージック。 第三話前編:Childhood s End/幼年期の終わり 世界的に有名な小説家「ビッグ・スリー」の一人アーサー・C・クラークの長編小説「Childhood s End」。 1953年著。忍者が出るアレではないのであしからず。 第三話後編:Catcher In The Rye/ライ麦畑でつかまえて J・D・サリンジャー、1951年著の小説「The Catcher in the Rye」。 第四話前編:Doesn t play dice/神はサイコロを振らない アインシュタインが物理学に「可能性」という概念を持ち込む事を忌避したため発した言葉「God doesn t play dice」。 第四話後編:Door into summer/夏への扉 世界的に有名な小説家「ビッグ・スリー」の一人ロバート・A・ハインラインの小説「The Door into Summer」。 1956年著。ロリコン。 第五話前編:Ends and Means/目的と手段 オルダス・ハクスリー、1937年著の哲学書「Ends and Means」。 第五話後編:Eine kleine Nachtmusik/とある小さな夜想曲 モーツァルトのセレナーデ第13番、「Eine kleine Nachtmusik」。 アイネ・クライネ・ナハトムジークと言えば日本人なら誰でも一度は聞いた事があるのではないでしょうか 第六話前編:For Whom the Bell Tools/誰がために鐘は鳴る アーネスト・ヘミングウェイ作、1940年著の小説『For Whom the Bell Tools』。 カエルのために鐘が鳴るわけではないのです 第六話後編:Friends Will Be Friends/心の絆 至高のロックバンドQueenの「Friends Will Be Friends」。 『あなたが死ぬその瞬間まで友達はずっと友達なんだから』という意味の歌詞が素敵 第七話前編:Greater Thing/より偉大なる者 トム・ゴドウィンの「Greater Thing」。実は読み飛ばして無くしたので読んだ事がない モモちゃんは自分より目立っていて偉大な人に憧れる 第七話後編:Gone With the Wind/風と共に去りぬ マーガレット・ミッチェルの名作「Gone With the Wind」。1936年著 アンパンマンの食パンマンとドキンちゃんの例に上げるようなもんじゃねーです 第八話前編:Heart of the Comet/彗星の心臓 元ネタの邦題は「Heart of the Comet/彗星の核へ」。デイヴィッド・ブリンとグレゴリー・ベンフォードの1986年の合作 宇宙人はファンキーでフレンドリーな主義の人とコンピュータウィルスの概念を世界で初めて考えた人 第八話後編:How Like an Angel/彼女はまるで天使のように マーガレット・ミラーの「How Like an Angel/まるで天使のような」。小蒔ちゃんマジ天使 神様に使われてんなら天使ですよねー、と 第九話前編:Inherit the Stars/星を継ぐ者 ジェイムズ・P・ホーガンの「Inherit the Stars」。誤字ってたことに気付かなかったあばばー! 柊さーん、今すぐこのタイトルの誤字をなかった事にするかどうかはいかイエスでお答え下さーい! 第九話後編:If the Stars Are Gods/もしも星が神ならば ゴードン・エクランドとグレゴリー・ベンフォードの合作「If the Stars Are Gods」。この人晩年は合作ばっかだなぁ 星神さんのネーミングはデビチルより。回れメリーゴーランっ 第十話前編:Jack the ripper/ジャック・ザ・リッパー 言わずと知れた殺人鬼。霧の夜にはご注意を 第十話後編:Journey Beyond Tomorrows/明日を越える旅 ロバート・シェクリィの「Journey Beyond Tomorrows」。何故この人の比較にちょくちょくヴォルテールが出てくるのか 第十一話前編:King Of The Night Time World/暗黒の帝王 ロックバンド・キッスの「King Of The Night Time World」。エルメェスの兄貴ではなく そこ、デトロイト・ロック・シティのおまけとか言わない 第十一話後編:knock-in on heavens door/天国の扉をぶち破れ 言わずと知れた、ボブ・ディランの「Knockin on Heaven s Door」。 露伴先生は相変わらず動かない様子 第十二話前編:Light of Other Days/過ぎ去りし日々の光 大御所アーサー・C・クラークとスティーブン・バクスターの共著「The Light of Other Days」。 過去編にこれ以上無いほどのタイトル 第十二話後編:Lights in the Sky Are Stars/天の光は全て星 フレドリック・ブラウンの名作「The Lights in the Sky Are Stars」。生きる意味ってこういうもんかなと 前作であわあわの代名詞として使っていたが怜に取られてしまった模様 第十三話前編:Moon is a Harsh Mistress/月は無慈悲な夜の女王 大御所ロバート・A・ハインラインの名作「The Moon is a Harsh Mistress」。こっちでは月の女王になろうとする輝夜姫の話 月は海と繋がりが深く死の象徴でもあり。この作品だと海底を死の象徴として書いていますが、月の光は海底には届かないのです 第十三話後編:Mote in God s Eyes/神の目の小さなゴミ ラニー・リーブンとジェリー・パーネルの「The Mote in God s Eyes」。ハインラインがベタ褒め 神様にとっても誤算だった事はたくさんあったのでしょう 第十四話前編:Nightfall and Other stories/夜来たる アイザック・アシモフの転換点、「Nightfall and Other stories」。作中でしつこいほど連呼されている夜が降りてくるの元ネタ 遡り続ければ夜が来る!やナイトウィザードの原点とも言えるのでしょうかね 第十四話後編:Nowhere To Run/絶体絶命 キッスの「Nowhere To Run」。 1が言うのもなんですが流石に無理の有りそうな邦題 第十五話前編:Other Side of the sky/天の向こう側 またしてもアーサー・C・クラークの「The Other Side of the sky」。 ころたんもっと絡ませるべきだったかも 第十五話後編:Only Neat Thing to Do/たった一つの冴えたやり方 ジェイムズ・ティプトリーJr.による作品、「The Only Neat Thing to Do」。久遠寺のアリスちゃんは可愛い 「The Starry Rift」は邦題が同じでも中篇集の方のタイトルです 第十六話前編:Petit Prince/星の王子様 サン・テグジュペリの「Petit Prince」。大切な物は、目に見えないがメインテーマ WIKIをちょこっと見てくださるだけでもこの回でこのタイトルにした意味は分かって頂けるんじゃないかなー、と思います 第十六話後編:Patchwork Girls/パッチワーク・ガールズ ラニー・リーブンの「Patchwork Girl」。希望というのは、まるでパッチワークのように 女の子達による希望のパッチワークこそが、作品を通して彼の希望です 京太郎と登場人物との関係 +... http //i.imgur.com/9JRXLZl.jpg スレにアップロードされた京太郎と登場人物との関係図。 ちなみにこの黒太郎の戦闘能力は全盛期ではなく、正気を失い能力も一部失った状態でのもの。 とんだ化物である。 ちなみにその全盛期の黒太郎に勝てるのは現状では宮永照だけだとか。 これも飛んだ化物である。 ネクサスシフト各種 +... ネクサスシフトの登録人数一桁で決まる追加能力。 本編では得られなかった能力の詳細について。 1・純然たる四人の強化へ。四人同時ではなく、一人づつの能力が更に強化される 2・アイテムの効果倍加。アイテムの精製。十数種のアイテムリスト入手。 3・二人同時格納に変化。二人の組み合わせは任意で選び、固有の能力が追加 5・全フォーム共通技能が追加。ダメージ技、ステ強化、回復etc… 6・問答無用の奇跡行使。制限は凄まじく大きいが、「そのレスに書かれた出来事が実現する能力」が追加される 7・ラーニング能力。かつて戦った敵の能力を劣化無しで取得。探索パートに補正 8・ブースト追加。登録人数に更にこの世界の住人の数も追加する 9・毎ターン自分と味方が強化され、敵が弱体化されてゆく空間の展開能力に。ラストで宥さんの弱体化が止まってうんぬんかんぬん 0・格納人数分の分身、全員の強化へ変化。今回は京太郎が四人に分身しそれぞれに四人が入る形に 第十二話(怜過去編)時のルート分岐 +『鏡』 『鏡』 マホシナリオ。本編で選択されたルート。 +『友』 『友』 京太郎達のクラスに「青山士栗」という転校生がやって来るシナリオ +『離別』 『離別』 士栗に京太郎と仲のいい一般人と変装した口裂け女の両方を演じさせ、「口裂け女によって青山士栗が殺された」と思わせて京太郎を躍らせるシナリオ
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発売日 2006年6月30日 ブランド LUCHA! タグ 2006年6月ゲーム 2006年ゲーム LUCHA! キャスト まきいづみ(桜今日子),一色ヒカル(等々力香世),白井綾乃(池尻千鶴),茶谷やすら(池尻すばる),松田理沙(砧・アンジェリーナ),紫苑みやび(代々木鴨),釈かなで(桜由香利),保村真(砧五郎),城崎彦太(桜俊一),紫陽花(玉堤一平),事務台車(ダーリン) EXTRA:町田あみ,松園ルイ,土田花男,春山壱樹,江戸川じゅん スタッフ 企画・プロデュース:LUCHA!&回転木馬 原案:七央結日,ココノツ シナリオ:七央結日 原画・キャラクターデザイン:スカイハウス グラフィック監督:瀧川遼一 グラフィック:riria,白玉,D++ システムグラフィック:モキゾー 背景:有限会社マジックハウス BGM制作:Funczion SOUNDS 収録スタジオ:スタジオレディバグ 音響監督:外島美香 音声ファイル作成:ここあ,怪人青谷 SE制作:梅野(スタジオレディバグ) デモ・OP&エンディングムービー制作:はらいち プログラム:ソステヌート,よしくん 演出:夏椿,水飴,瀧川遼一 デバッグ:代々木人妻専門学院神田分校 デザイン:ネコベット,はらいち 広報:あ~る OHP広報:まお 制作進行:いそっぷ ディレクター:ライジングサン 協力:ココノツ 製作販売:ウィル OPソング 「ハッピー・エプロン」 Vocal:Marica&Aissia 作詞:MIYU 作曲:Marica 編曲:Funczion
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1年生集合の続きっぽいもの ちょっとまとまりに欠けたかも 泉「ただいまやー」 京太郎「あ、二条さんお疲れ様」 憧・穏乃・淡「おかえりー」 泉「ん?咲ちゃん達はどうしたん?」 京太郎「今日は特訓だそうで。ちょっと遅くなる…」 淡「へー」 京太郎「って咲からメールが来たんだ」パカ 憧「……」 憧(文面が働きに出てる妻からみたいなんだけど…) 穏乃(咲ちゃん、侮れないよ!) 京太郎「雑用も特にいらないみたいだし、こうしてのんびりしてるってわけだ」 泉「ふーん。…あ、須賀君あかんよ。上着脱ぎっぱなしやん」 京太郎「え?しまった」 泉「干しとかんとしわになるよ。掛けとくわ」パンパン 京太郎「いやー、すみません」 泉「…」スタスタ 泉(でかいなー。やっぱり男子ってことなんやろか) 泉(江口先輩の学ランよりなんぼか大きいやん。私なんかすっぽり入りそうや…) 泉(……) くつろぎ中… 憧「…わっ!」 ガチャーン 泉「どうしたん!スゴイ音したよ!」バタバタ 穏乃「大丈夫だよ泉ちゃん、手鏡が落ちただけで…?」 憧「ごめーん、手が滑っちゃって…?」 淡「あれ、泉…?」 京太郎「なんで学ラン来てるんだ?」 泉「え…あ!」 泉(や、やばい!つい着たまま出てきてしもうた!) 憧「それ、京太郎の、よね」 泉「ち、違うんよ!特に深い理由は無くて!」 泉「なんかおっきくて暖かくて、ついつい着てしもうたというか!」 穏乃「そ、そっかー…」 泉「うあ~、違う、そうやないねん!何言うてんの私…///」ブンブン 京太郎(なんか、自分の学ランを着て、「ぶかぶか」状態の女の子って…いいな) 京太郎「(って違う!)と、とにかく脱ごうぜ!」 泉「……だ、大丈夫や!」 京太郎「は?」 泉「なんか寒いから、し、しばらく着させてもらうわ!」 憧・穏乃・淡「!?」 京太郎「寒いって…風邪でも引いたのか!?」 泉「あ、そ、そーなんよ!ちょっと寒気がするから、その、上着代わりにこれ少し借りるよ!」 京太郎「そんなんでいいなら貸すよ。もうちょっと厚着した方がいいぜ?」 泉「そ、そやね~あはは…」 ブーブー 京太郎「あ、部長からだ。ちょっと出てくるわ」 バタン 淡「ずるいよ泉ー!」 憧「意外と策士ね…!」 泉「う、嘘も方便や」 穏乃「私のジャージ貸すから!それは私に!」 泉「嫌やよ。こんな温もり、手放せるわけないやん!」 泉(私も大概アホやね…。でも、京太郎が悪いんよ。私をこんな気持ちにさせるんやから) 泉「今日は、添い寝の予行練習やね。フフッ」 カン!
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京太郎「洋榎さん、帰ってます?」 洋榎「んー、おるでー」 京太郎「そっちはどうでした?」 洋榎「快調快調!飛ばしたったで」 京太郎「やっぱりすごいっすね」 洋榎「せやろーさすがやろー」 京太郎「凄い凄い」ナデナデ 洋榎「えへへ~」ニヘラ 洋榎「って、なにしれっと頭撫でとんねん!」 京太郎「えー、気持ちよさそうだったじゃないっすかー」ブー 洋榎「まあ確かに気持ちよかったけど……ってちゃうわ!ちゃうちゃう!」 京太郎(何が違うんだろう……) 京太郎「今日はものまね合戦でもしましょうか」 洋榎「ものまね?」 京太郎「例えば俺だったら……コホン」 京太郎「闇の炎に抱かれて消えろォ!」 京太郎「……とか?」 洋榎「」キュン 京太郎「どうでした?」 洋榎「もう一回!もう一回!」 京太郎「闇の炎に抱かれて消えろォ!」 洋榎「」キュン 洋榎(何やろ……この声) 洋榎(……かっこええ) 洋榎(いつもの京太郎とちゃうからかごっつかっこよく見える……) 洋榎「きゅぅ……」バタン 京太郎「洋榎さん!?」 コンコン 霞「失礼するわよー、ってあら」 霞「京太郎くん、まだ行ってなかったの?」 京太郎「あ……」 霞「まあそうだろうとは思ったわよ、途中まで送っていくわね」 京太郎「すみません、お願いします」 霞「お願いされました」ポンポン 洋榎「……むへへぇ……」 京太郎「今度は444号室か……なんか不吉じゃないか?」 「あーおーい、つきーあかーり」 京太郎「誰かいるのか?」コンコン 「!」ビクッ もこ「…………」ガチャ 京太郎「あっ対木さん!」 もこ「…………」カァァ もこ「///」ササッ バタム 京太郎「えっちょっ!」 京太郎「対木さん!開けて!」ゴンゴン もこ「……」ガチャ もこ「……聞いてた?」 京太郎「聞いてた……さっきの歌?」 もこ「…………」 もこ「///」ササッ バタム! 京太郎「……はぁ」 もこと同室になりました 京太郎「というわけで今日からよろしく!」 もこ「…………」 京太郎「あのー、対木さん?」 もこ「…………」ブツブツ 京太郎「とりあえず何かして遊ぶ?」 もこ「……許可する」 京太郎「じゃあ何しよっか」 もこ「我ら模擬となり演劇に興じる」 京太郎「?」 京太郎「じゃあごっこ遊びにするか」 もこ「」コクッ 京太郎「よし、それじゃあ始めだ!」 もこ「うっ……」 京太郎「どうした?」 もこ「左腕が……疼く」 京太郎「痛いのか?」 もこ「再び聖法具を巻かなければ、左腕に封印されたオルトロスが……うっ!」 京太郎(何を言ってんのかさっぱりわかんねえ……) 京太郎「ならお医者さんごっこでもするか」 もこ「」コクッ 京太郎「はい、左腕出してー」 もこ「……」 京太郎「包帯巻いていきますねー」 もこ「……よろしゅう」 京太郎(腕綺麗だな……細いし、白いし) もこ「如何した?」 京太郎「いや、なんでもない」シュッシュッ 京太郎「はい、終わり」 もこ「有難う、疼きが収束した」 京太郎「対木さんって綺麗な腕してるんだな」 もこ「……そう?」 京太郎「ホントホント」 もこ「…………」 もこ「有難う」 もこ「初めて言われた」 京太郎「誰でも言いそうなことだけどな」 もこ「……同志など存在しないから」 京太郎「……ああ、なるほど」 【六日目】終了 【七日目】 京太郎「ふぁぁ……」 京太郎「アパートで慣れてるからか畳ってのが気持ちいいな」 京太郎「昨日までは洋榎さんと同じベッドで少し緊張したけど、対木さんならまだ気が楽だ」 京太郎「……とは言うものの」 もこ「すぅ……ん……」 京太郎「なんで布団がくっつけてあるんだ……」 もこ「お早う……」ネムネム 京太郎「おう、朝ごはんもうあるからな。ルームサービスだけど」 もこ「大地の慈悲なる恵みに感謝を」 京太郎「宗教染みてるな……」 もこ「これは宗教などという聖なる文化ではない、闇との契約を更新するための黒儀式」 京太郎「はいはい、さっさと食べろ。30分後に取りに来るってさ」 もこ「ひょひ(御意)」ハムハム 京太郎「対木さんはこの後何か用事とかある?」 もこ「……特筆すべきものは何も」 京太郎(特筆って言うのか?) 京太郎「そっか、じゃあ俺と遊ばねえか?」 もこ「遊戯?」 京太郎「まあ、そうだな」 もこ「何するの?」 京太郎「んー……じゃあ 65で」 もこ「ポーカー……」 京太郎「やったことあるか?」 もこ「私を誰だと思っている?」ニヤリ 京太郎「対木さん」 もこ「…………」 もこ「そういえばそうだった」 京太郎(対木さん、よくわかんねえ人だな) 京太郎(咏あたりだったらぱぱっと友だちになっちゃいそうだけど) 京太郎(とりあえずはツーペアか……) もこ「……」ジーッ 京太郎(フルハウスシャボ待ちだな)スッ もこ「……」スッ 京太郎(四枚捨て!?) 京太郎(余程手札が悪かったのか?) 京太郎(まあいい、これで勝負だ!)スッ 京太郎「うっ……」 京太郎(やっぱりそう簡単に来るわけねえよな……対木さんの方は……) もこ「」ニコニコ 京太郎(めっちゃ笑ってる!?) 京太郎(いや待て、四枚捨てでいい手になるなんてそうそうないはず) 京太郎(ここは押す!) 京太郎「勝負!」 もこ「ふっ」 もこ「括目せよ、これこそが私の能力≪チカラ≫」 京太郎「こっ、これは……!」 ロイヤルストレートフラッシュ もこ「王 門 ☆ 閃 光!」 京太郎「嘘……だろ」 もこ「えへへっ、私の勝ちっ!」 京太郎「素に戻ってるぞ」 もこ「えっ……わわっ!」 もこ「これが私の暗黒魔術だ、恐怖を身に焼くが良い。くっくっく」 京太郎(やっぱりよくわかんねえ) もこ「」グッ 京太郎(でもガッツポーズしてるあたり嬉しかったんだろうな) もこ「須賀……楽しかった」ニコッ 京太郎「……ん、そりゃ良かった」 京太郎(ここまでいい笑顔できるんだな、この子) 京太郎「よろしくお願いします!」 菫「よろしく」 塞「こちらこそよろしくお願いします」 胡桃「お願いします!」 胡桃「いやー、でもまさか大阪でシロと打ってた人がチャンピオンだったなんてね」 塞「トヨネも自慢げに話してたもんね。今日はよろしく、須賀君」 京太郎「ええ、こちらこそ」 菫(なんだこの蚊帳の外の感じは……) 菫(だが別に構わん) 菫(私はただ、射抜くだけだ) 東一局 親 胡桃 25000 菫 25000 京太郎 25000 塞 25000 塞(弘世さんはわざと待ちを寄せて狙い撃ちをする) 塞(須賀君は……よくわかんないけど) 塞(まずは胡桃から和了ろうっと!) 京太郎(テンパイまではこぎつけたけど……)スチャ 京太郎(カスりもしねえな……)トン 菫(ぐぬ……まだ一向聴か) 菫(ここはオリるか)トン 胡桃(サエがテンパってそうだけど……これなら通るかな?)トン 塞「ロン、2000」 塞「胡桃もまだまだだね~」 胡桃「う、うるさいそこ!たまたまなんだからね!」 塞「好きに言ってな~」 東二局 胡桃 23000 親 菫 25000 京太郎 25000 塞 27000 菫(…………) 菫(ここは須賀を狙っておきたい……だが今はトップに立つのが先決だろう) 菫(故に狙うのは……)キュッ 塞(!)ビクッ 塞(今の殺気は……?) 塞(まあいいや、これでテンパイ)トン 菫「……ロン」 菫「12000」 東二局一本場 胡桃 23000 親 菫 37000 京太郎 25000 無関係点数移動:14000 塞 15000 京太郎(少しモモを意識して影薄めにしてきたけど……) 京太郎(このまんまだとやばそうだからな) 京太郎(低かろうと和了りにいく!) 京太郎「ロン、1300は1600!」 塞「うぁっ……」 京太郎(とりあえずこれで連荘回避) 京太郎(次の親番で勝負だ!) 東三局 胡桃 23000 菫 37000 親 京太郎 26600 無関係点数移動:14000 塞 13400 京太郎(よし、良い手だ) 京太郎(まずはこのまま波に乗る!) 京太郎「カン!」 京太郎「嶺上……なわけないか」トン 塞(宮永さんの試合見てたからなんか心臓に悪い) 胡桃(ホントホント!) 塞(こいつ、直接脳内に……!) 京太郎「あっ、ツモ、4000オールです」 菫「なにっ!?」 京太郎「逆転っすね」 東三局一本場 胡桃 19000 菫 33000 親 京太郎 38600 無関係点数移動:14000 塞 9400 塞(うっわ、やばいやばい) 塞(もう一万点切っちゃったよ、まだ親番あるからいいけどさ) 塞(うぬぬ……どうしよう)チラッ 京太郎「……」 塞(やや真剣な面持ち……こりゃ振り込んだら大変かも) 塞(いいや、これで当たって砕けろ!)スッ 塞(って、いやいや砕けちゃダメでしょ)トン 京太郎「ロン、7700は8000」 塞「はっ、8000……って」 胡桃(確かに須賀君強いけど、サエが抉られすぎてる……!) 胡桃(どうしよう、何か言った方がいいのかな……) 東三局二本場 胡桃 19000 菫 33000 親 京太郎 46600 無関係点数移動:14000 塞 1400 菫(13600点差か) 菫(覆せないこともない点差……) 菫(ここは、射抜く!)キュッ 菫「…………」トン 菫(須賀、お前には負けない!) 京太郎(なんかさっきから凄い視線を感じる……) 京太郎(ここまで来ればある程度は大丈夫だろ)トン 菫「ロン、2000は2600」 京太郎「くっ……」 菫(どこまでも追いつめてやる!) オーラス 胡桃 19000 菫 35600 京太郎 44000 無関係点数移動:14000 親 塞 1400 塞(いいねいいね!萬子の清一色!) 塞(このまま押してこっと)スチャ 塞(……およ?) 塞(んー……でもここは確実に行きたいよね) 塞(ダマでいこっか) 胡桃(サエが張った?) 菫(見え見えの染め手か、とりあえず振り込まないように……)トン 塞(う……リーチかけておけばよかったかも……) 塞「ツモ!6000オーッル!」 オーラス一本場 胡桃 13000 菫 29600 京太郎 38000 親 塞 27400 京太郎(臼沢さんの逆転の一歩の派手な和了り、助かったぜ) 京太郎(これで……ようやく……) 京太郎(…………消えられる) スゥ [ステルスモード]に移行しました 塞(これで私は二位、次に和了れば一位確定で勝ち抜け) 京太郎「リーチ」 塞(なるべく振り込まないように、かつ早く和了るように……) 菫(このまま逃げ切れば勝ち抜け) 菫(流局まで逃げると臼沢に捲られる可能性が高い) 菫(ここは、攻めるしかないだろう) 胡桃(すっかり置いてけぼり……) 胡桃(いやいや!まだ負けたとは決まってないよ私!) 胡桃(確実じゃないけど、でっかいのを和了る!)トン 胡桃(…………) 胡桃(あれ?なんで卓に三人しかいないんだっけ) 胡桃(誰か、だれか忘れてるような……) 京太郎「ロン、12000は12300」 胡桃「ッ!」 菫「リーチだと!?」 塞「待って、いつリーチなんてかけたの」 京太郎「いつ、って一巡前ですけど?」 胡桃「えっ……?」 終局 京太郎 50300 菫 29600 塞 27400 胡桃 700 京太郎「お疲れ様でした!」 塞「どこに隠れてたの、おかしいでしょ」 胡桃「ズルしないそこ!」 京太郎「どんだけ卑怯に見えてんですか!」 塞「なーんてね、私は楽しかったから満足だよ」 胡桃「焼き鳥で敗退なんてなんか釈然としない……」 胡桃「今度は赤子の手をひねるように負かすから覚悟してて!」 京太郎「鹿倉さんの方が赤ちゃんみたいな気がしますけど……」 胡桃「うるさいそこ!」 塞「うん、立場逆転しちゃうね」 胡桃「うるさいそこ!」 菫「ん?なんで幼稚園児がここにいるんだ?」 胡桃「乗らないくていいから!」 菫「……いい思い出になった、ありがとう」 京太郎「お礼を言われるようなことは何もしてませんって」 菫「いや、お前だからこそだったんだ」 菫「照と打ってくれ、今度は観戦していたい」 京太郎「はい、勝ってみせますよ!」 菫「ふふっ、楽しみだな」 塞「ねねっ、須賀君須賀君!」 京太郎「何すか?」 塞「これ私と胡桃のメルアドだから、暇なときに送ってきて!」 塞「こっちも不幸のメールとか送るから!」 京太郎「嫌ですよ何ですかその嫌な交換条件」 塞「あははっ!冗談冗談!そんじゃねー」 胡桃「次会うときはトヨネよりおっきくなってるから!」 塞「寝言は寝て言いましょうねー」 胡桃「引っ張らないそこ!」 ワーギャー バタム 菫「それでは私も行くよ、じゃあな京太郎」 京太郎「はい、またどこかで!」 ガチャ バタム 京太郎「俺も次の対戦相手見に行かないとな」 京太郎「……京太郎?」 京太郎「えっと、次は……末原先輩に上重さん、安河内さん……は九州の人か」 京太郎「まっ、次も勝てるだろ」 京太郎「一旦宿舎に帰るか」 京太郎「他の人の部屋に行ってみるか」 京太郎「つっても知らない人のところに行っても気まずいだけだよな……」 京太郎「ここって確か中部選抜とかの人たちが泊まってんだよな」 京太郎「じゃあモモとか咲とかもいるのか?」 桃子「呼んだっすか?」スゥ 京太郎「モモ!?」ビクッ 桃子「うっ……何もそんなに驚かなくてもいいじゃないっすか……」 京太郎「いきなり後ろから囁かれたらこえーっての」 桃子「そんなもんなんすか?」 京太郎「特にお前はな、咲だったら……」 咲『あ、京ちゃ』コケッ 京太郎「とか言ってこけそうだし」 桃子「……それもそうっすね」 京太郎「そうだ、モモの部屋に遊びに行ってもいいか?」 桃子「私の部屋っすか?」 京太郎「ちょっと暇なんでな」 桃子「まあ別にいいっすよ、こっちっす」 桃子「ただいま帰って来たっすよー」 京太郎「お邪魔しまーす」 智美「ワハハー、モモ、その男子は誰だー?」 京太郎「モモが見えてる!?」 桃子「私の幼馴染っすよ、今日は一緒に遊ぶっす!」 智美「そうか、じゃあ私も遊んでもいいか?」 桃子「京太郎、いいっすよね?」 京太郎「いいっていうか、むしろお願いします」 智美「私は蒲原智美だ、よろしくなーワハハ」 京太郎「俺は須賀京太郎です、よろしくお願いします」 桃子「それじゃあ始めるっすけど、何するんすか?」 京太郎「そうだな……」 桃子「花札……?」 京太郎「モモは知らなかったっけか?」 桃子「聞いたことはあるっすけど……そもそもできるんすか?」 智美「花札なら持ってるぞー」 桃子「そもそもルールがわからないっす」 京太郎「説明は……めんどくさいからちょっと見ててくれ」 京太郎「猪鹿蝶で俺の勝ちですね」 智美「やられてしまったなー、ワハハ」 京太郎「とまあこんな感じなんだが」 桃子「少し麻雀に似てるっすね」 京太郎「麻雀ほどメジャーじゃないんだよな、これが」 京太郎「それじゃあ三人でやってみよう」 智美「ワハハー雨四光だー」 京太郎「早くないっすか?」 智美「これも運だからなー、モモはわかったか?」 桃子「ん……まだよくわかんないっす」 智美「まあゆっくり覚えていけばいいぞー」 京太郎「…………」 京太郎「ちょっと、いや凄く気になったんですけど、どうして蒲原さんはモモが見えるんですか?」 智美「なんでだろうなー、モモは良い匂いがするんだ」 京太郎「匂いって……」クンクン 桃子「なに嗅いでるっすか!」 京太郎「確かに良い匂いだ……そうか、それは盲点だったな」 智美「そうだろーすごいだろーワハハ」 京太郎「モモをちゃんと見える人なんて久しぶりですよ!」 智美「そ、そうなのか?」 京太郎「モモは結構寂しがり屋なんで、適度に見つけてやってくださいね!」 桃子「私はペットじゃないっすよ!」 京太郎「いやーなんか気が晴れましたよ」 智美「ワハハ、須賀は心配性なんだな」 京太郎「大事な幼馴染ですからね」 智美「なんだかお兄さんって感じがするけどなー」 京太郎「そうですかね?」 智美「そうとしか見えないぞ」 桃子(うぅ……二人だけの雰囲気になってるっす) 桃子(なんかもやもやするっす……) 夜 京太郎「夜も遅いし他の人だと迷惑だろうから対木さんと遊ぼう!」 もこ「クックック、宵の王と戯れようなどとは良い意気だな」 京太郎(心なしかテンション上がってるな……) もこ「今宵は何を以て過ごすのかや?」 京太郎(口調安定しないな……) ~MOCO Sキッチン~ もこ「今宵の馳走は何ぞや?」 京太郎「口調おかしいだろ、今日の夕飯はこれだ!」 【ビーフストロガノフ】ババーン もこ「かっこいい……」 京太郎「よし、じゃあぱぱっと作るぞ!」 京太郎「切って、煮込んで」 京太郎「よし、完成だ!」 もこ「美味しそう」 京太郎「だがこれだけじゃないぜ!」 京太郎「来たれよ我が従者!」つオリーブオイル もこ「……え?」 京太郎「これで真の完成だあああああ!」ドバドバドバドバ もこ「あ、あああぁぁ……」 京太郎「これがロシアの豪商ストロガノフ一族の味だ!」 もこ「…………」モグモグ 京太郎「どうだ?おいしいか?」 もこ「ストロガノフ……緑油……豪商……」モグモグ もこ「……かっこいい」モグモグ 京太郎「そっかそっか、もっと食べてくれよ!」 もこ「…………」 京太郎「んー、口に合わなかったか?」 もこ「……」コクッ 京太郎「やっぱり朝の番組の真似なんてするんじゃなかったな」 京太郎「後は俺が食うよ」 もこ「…………構わない」 京太郎「いいのか?」 もこ「食すに値しないこともない味、故に」 京太郎「そっか、ありがとな」ナデナデ もこ「……うん」 もこ(少し、安らぐ) 【七日目】終了 【八日目 準々決勝】 もこ「ん…………」 京太郎「いつも通り早起きだぜ!」 京太郎「って騒いじゃ起きちゃうよな」 京太郎「とりあえずルームサービスを頼もう」 もこ「……んぅ…………」 京太郎「対木さんも洋榎さんも幸せそうに寝てるよな」 京太郎「……無防備だよな」 京太郎「久々にやるか」 【須賀京太郎の!寝起きドッキリ大成功!part13】デデーン! 京太郎「おはようございまーす」ヒソヒソ 京太郎「今日は愛知県出身の対木もこさんに、ドッキリを仕掛けたいと思いまーす」ヒソヒソ 京太郎「それでは準備を始めまーす」ヒソヒソ 京太郎(まずは布団に潜って)ススッ 京太郎(後ろから抱きしめる)ギュッ もこ「っ……」 京太郎(モモとは違うけどいい匂いだな) 京太郎(って違うわ!今はドッキリに集中集中!) もこ「ん……ぅ……」 京太郎「もこ、聞こえてるか?」ボソボソ 京太郎「……好きだよ」ボソボソ もこ「……ん」 もこ「……そ……か」 京太郎(起きたか……?) もこ「魔城門が……遂に……」 京太郎(なんだこの寝言) 京太郎(まあ続行だよな) 京太郎(対木さんの髪綺麗だな……) 京太郎(少し緑っぽい金髪なんて俺とは大違いだ) 京太郎(それに柔らかいしいい匂いもするし)サスサス 京太郎(ってやべっ!) もこ「……ぅ……」 京太郎(起きたか……?) もこ「……須賀君?」 京太郎「お、おはよう」サスサス←布団の中でもこを後ろから抱きしめつつ髪を梳いている もこ「……」 京太郎(凄く凄い気がする、この状況は……嫌な予感しかしない!) 京太郎(話題は……逸らすしかない!) 京太郎「えっと、いつから起きてた?」 京太郎(逸らせてなかったぁぁぁああ!) もこ「……須賀君が頭髪に触れたその瞬間から」 京太郎「わかりやすい表現で助かる」 もこ「…………須賀君」 京太郎「……俺が悪かった」 もこ「違う、そうではなく……そう、か……」 京太郎「?」 もこ「そ……その」 京太郎「何だ?」 もこ「もっと、愛撫、して……」カァァ 京太郎(その言い方はおかしい) 京太郎(この体勢でその言い方はおかしい) 京太郎(耳まで赤くなってるのが見えるよ……) もこ「ねぇ、早く」 京太郎「わかったよ、やればいいんだろやれば」サスサス もこ「…………京太郎」ボソッ 京太郎「何か言ったか?」サスサス もこ「無用!」 京太郎(顔が見えないのが残念だな)サスサス もこ「…………」カァァ 京太郎(いよいよ準々決勝か、こっからが勝負だな) 恭子「三日ぶりやな」 京太郎「あ、もう来てたんですか」 恭子「漫ちゃんもおるで」 漫「がるるるる!」 京太郎(そういえば前に豆撒いたんだっけか) 美子「よろしゅうお願いします」 京太郎「はい、こちらこそお願いします」 漫(須賀京太郎……絶対に飛ばしたる!) 東一局 親 恭子 25000 美子 25000 漫 25000 京太郎 25000 同コンマのため、流局 美子(三人ともテンパイ……) 美子(ここはオリて殴り合ってもらうとすっかね) 恭子「テンパイ」 美子「ノーテン」 漫「テンパイ」 京太郎「……テンパイ」 京太郎(様子見は……終わった)ゴッ 【照魔鏡】発動! 京太郎(上重さんは圧倒的な爆発力) 京太郎(安河内さんと末原先輩は……よくわかんねえ) 京太郎(安河内さんは早和了りを目指してるのか?) 京太郎(とにかく、これでピースは揃った) 東一局一本場 親 恭子 26000 美子 22000 漫 26000 京太郎 26000 同コンマのため、流局 恭子「テンパイ」 美子「ノーテン」 漫「ノーテン」 京太郎「テンパイ」 漫(……アカン) 漫(高めをぶち当てようなんて考えん方が良かったか……) 漫(結局二向聴のまま進んどらんし) 漫(このままやったら何もできんまま終わる……) 東一局二本場 親 恭子 27500 美子 20500 漫 24500 京太郎 27500 同コンマのため、流局 恭子「テンパイ」 美子「ノーテン」 漫「ノーテン」 京太郎「テンパイ」 京太郎(なんでこんな作業で一万点も勝ってんだろ……) 東一局三本場 親 恭子 29000 美子 19000 漫 23000 京太郎 29000 漫(ツモで7700) 漫(積み棒含めば逆転もできるけど……末原先輩に親っ被りやん)スチャ 漫(……あ、ツモってもうた) 漫(せやけどここで須賀京太郎に和了られるのも嫌やし……) 漫(……もう和了ってまえ!) 漫「ツモ!2300・4200!」 東二局 恭子 24800 親 美子 16700 漫 31800 京太郎 26700 漫「カン!」 恭子「ひぃっ!」 漫「ツモ!1500・2900!」 漫(圧倒的!圧倒的やん私!) 漫(このまま勝つ!) 漫(勝てる……勝てるんや!) 京太郎「……っ」 京太郎(俺は、負けるわけにはいかない) 京太郎(まだ負けない) 京太郎(勝つんだ、必ず) 東三局 恭子 23300 美子 13800 親 漫 37700 京太郎 24200 美子(まずは速攻で流れ作って、次に賭けんと) 美子(やけん軽か手で……) 京太郎(……どうすればいいんだ) 京太郎(上重さんに届くまでの手が作れねえ) 京太郎(このままだと……負ける?) 京太郎(いや、まだ諦めねえ) 京太郎(今は前へ進むだけだ!)トン 美子「ロン、1300です」 京太郎「うっ……」 京太郎(……親番) 京太郎(勝たないとダメなんだ!) オーラス 恭子 23300 美子 15100 漫 37700 親 京太郎 22900 京太郎(俺は……勝つ!)ゴッ 美子「!」 恭子(……須賀?) 恭子(須賀にこないに迫力あったか?) 恭子(どうしたんや一体……) 京太郎(集まれ、集まれ!) 京太郎(この一手で勝つ!)スチャ 京太郎(…………) 京太郎「ツモ」 京太郎(どうやら俺は、最高にツイてるみたいだ) 京太郎「4000オール!」 漫「んなっ!」 京太郎「終わりです!」 終局 京太郎 34900 漫 33700 恭子 19300 美子 11100 京太郎「お疲れ様でした!」 美子「お疲れ様でした」 恭子「ありがとうございました」 漫「お疲れさんでした……はぁ」 漫「勝てると思うたんやけどなぁ……」 京太郎「はっはっは!俺を甘く見すぎたんですよ!」 京太郎「いやでもホントこの前はすんませんでした」 漫「ああ、別に気にしてへんよ。もうすっきりしたし」 京太郎「そうですか、すみません」 漫「ふふっ、なんでまた謝るんや」 京太郎「なんででしょうかね?あははっ」 美子「焼き鳥やった……」 恭子「私もですよ、ホンマ世知辛いですわ」 美子「世知辛いの使い方間違っちるような……」 美子(あいが部長の言うてたん人か……) 美子(私も勝てなかったな……) 恭子「あ、せや須賀君」 京太郎「何ですか?」 恭子「せっかくやし連絡先交換しとかへん?」 京太郎「はい、いいですよ」 漫「せやったら私も!」 美子「わ、私も……」 京太郎(何かすっげえモテてる気がする) 京太郎「順調に電話帳が埋まっていくな」 京太郎「さてと、次の対戦表を見に行くか」 京太郎「次の相手は……っと」 京太郎「咲んとこの竹井さんと阿知賀の新子さんと鷺森さんか」 京太郎「見事なまでに全員知り合いだな」 京太郎「もう帰ろっと」 京太郎「またどっか他の人の部屋で遊ぼうかな」 京太郎「ホテルの中ぶらついてたら誰かしらいるだろ」 京太郎「さーて、誰かいないかなーっと」キョロキョロ ゆみ「ん?須賀君じゃないか」 京太郎「あ、加治木さん!」 ゆみ「私たちの宿舎で何をしているんだ?」 京太郎「俺もここに泊まってるんですけど暇で暇で、だから他の人と遊ぼうかなーって」 ゆみ「ふむ、そうか……」 ゆみ「なら私たちの部屋はどうだ?」 京太郎「良いんでしたらいきますけど」 ゆみ「よし、ついてこい」 ゆみ「ただいま帰った」 久「もーゆみ遅いわよー」グデー ゆみ「来客なんだからしゃんとしろ」 久「来客?」 京太郎「あ……ども」 ゆみ「ここで遊んでも構わないだろう?」 久「んー別にいいけど……まさか明日の相手と会っちゃうとはね」 京太郎「明日はよろしくお願いします」 久「こちらこそ」 ゆみ「それで、何をして遊ぶんだ?」 京太郎「じゃあリアルおままごとでもしましょうか」 ゆみ「リアル?」 久「いいじゃないそれ!採用!」 ゆみ「なあ久、リアルおままごととは何なんだ?」 久「まあやってみればわかるわよ」 京太郎「結構楽しいですよ」 ゆみ「そうか……わかった、やってみよう」 京太郎「ゆみ、次はいつ会える?」 ゆみ「いつでもいいよ、明日でも来週でも、三時間後でも」 京太郎「いつも嬉しいことを言ってくれるなぁゆみは!」ワシャワシャ ゆみ「か、髪を撫でるな!」 京太郎「んーやっぱやり足りないからもう一回戦やるか?」 ゆみ(一回戦?) ゆみ「……ああ、いいぞ」 京太郎「じゃあまた頑張ってくれよ」 ゆみ「う……ん」 久「きょう……たろう……」 久「ゆみ……?」 久「二人とも、何してるの?」 京太郎「ひ、久!違う!これは違うんだ!」 ※設定上全裸 ゆみ「そっ、そうだ!京太郎は怪我をした私を運んできてくれただけなんだ!」 ※設定上全裸 久「…………」 久「……あー、そっか、そうだったんだ」 久「ごめんね、私てっきり勘違いしちゃってた、うん、そうだよね……」 久「ちょっと買い物行ってくるから、ゆみはゆっくりしてってね」 タッタッ ガチャ バタム 久「あ、あははっ」 久「そっか、そうだよね」 久「京太郎は私よりゆみの方が好きなんだ」 久「何結婚したからって喜んでたんだろ私、ふふっ」ポロポロ 久「あれ、なんでだろ、なんで、なんで」ポロポロ 久「なんでこんなにおかしいのに……泣いてんだろ私」ポロポロ 久「とまあこんなもんかしらね」ケロッ 京太郎(全部演技だったのかよ……) ゆみ(よくわからんやつだ……) 久(妻役の気持ち考えたら、なんか……)チラッ 京太郎「じゃあ次行きましょうか」 ゆみ「疲れるからもうやめてくれ」 久(ちょっと気になっちゃったかも?) 夜 京太郎「竹井さんの演技力おかしすぎるだろ……」 京太郎「ただいまー」 もこ「プログラムアドバンス!ドリームソード!」 京太郎「またやってるのか」 もこ「…………」 もこ「よく帰ったな、000」 京太郎「おう、ただいま、晩飯はもう食べたか?」 もこ「」フルフル 京太郎「じゃあ一緒に食べるか」 もこ「」コクッコクッ 京太郎(妹ができたらこんな感じなのかな) 京太郎「じゃあまたポーカーでもするか」 もこ「今宵も勝利は私の手にある」ドヤッ 京太郎「はいはい、んじゃ始めるぞ」 京太郎(そういえば一対一だったらインディアンポーカーとかもあるんだよな……) 京太郎(まあ俺あんま強くないしいっか) 京太郎(うわ、ワンペアかよ……) もこ「クックック」スッ 京太郎(また四枚捨てとか正気かよ、じゃあ俺も) 京太郎(勝負の三枚捨てだ!)スッ 京太郎「……ワンペア」 もこ「ストレートフラッシュ」 京太郎「いやいやおかしいだろ絶対!こんなの!」 もこ「卑怯だと?」 京太郎「一体何やったんだー?」ムニムニ もこ「ひゃへへー(やめてー)」 京太郎「ほっぺやわらかいな……」ムニムニ もこ「ひょうはほーひゃへへー(京太郎やめてー)」 京太郎「憂さ晴らしだ!えいっえいっ!」ムニムニ もこ「うぅ……」 京太郎「その、なんだ、すまなかった」 もこ「京太郎の……バカ」プイッ 京太郎(あ、なんか可愛い) 【八日目】終了 【九日目 準決勝】 京太郎「ふぁぁ……」 京太郎「結局十戦十敗ってどうなってんだよ、もう」 もこ「ぇへへ……」 京太郎「……」プニプニ もこ「すぅ……ぅ……」 京太郎(……何しよ)プニプニ 京太郎「適当に散歩でもしてくるか」 京太郎「書置きして……っと」 京太郎「よし行くか」ガシッ 京太郎「?」 もこ「きょ……行かない……で……すぅ」 京太郎「つってもすることがないから、ごめんな」ナデナデ もこ「すぅ……」 京太郎「東京みたいな古書街とかって大阪にはあんまないらしいんだよな」 京太郎「とりあえずぶらぶら見て回るか」 京太郎「良さそうなところがあったら入ってみよ」 【高天原古書店】 京太郎「入ってみたはいいけど、別に咲みたいに本に興味があるってわけじゃないしなー」 京太郎「どうしよ……!?」 衣「こまきー!こっちだぞー!」ピョンピョン 小蒔「天江ちゃん、待ってくださいー」ゼェハァ 淡「テルー、いい本あったー?」 照「はい」つ【ぐりとぐら】 淡「そこまで子どもじゃないよ!」 恭子(何や……何なんやこれぇ……)カタカタ 京太郎(なんでただの古書店にこんなに知り合いがいるんだよ……) 淡「あ!京太郎だー!」 照「えっ、どこどこ」 京太郎「うげっ」 小蒔「お久しぶりです、須賀さん!」 衣「久方ぶりだな、きょうたろー!」 京太郎「本屋なんですからもっと静かにしましょう」 小蒔「すみません……」ショボン 衣「すまない……」ショボン 淡「京太郎はここで何してるのー?」 京太郎「ちょっと散歩をな」 恭子(ホンマに何なんやこれ、魔物だらけやないか……) 衣「そうだ!きょうたろーも一緒に来ないか?」 淡「あ!そだね、この後みんなで打ちに行くんだけど、来る?」 京太郎「別にいいけど……あ!末原先輩もどうですか?」 恭子「!」ギクッ 恭子(なんでこっちに話振るんや!) 京太郎「みんなでやれば楽しいですよ!」ニコッ 恭子(アカン、悪魔の笑顔にしか見えへん) 照「六人……誰か二人抜けないと」 京太郎「じゃあ俺が抜けますよ」 衣「いいのか?」 京太郎「俺が邪魔するのもあれですし」 淡「だったら最後の一人はくじで決めよう!」 小蒔「割りばしで作ってみました!」 恭子(なんでこないに楽しそうなんやろ……) 淡「よし、せーのっ!で引くよ!」 五人「「「「「せーのっ!」」」」」 恭子(アカン……) 衣「衣の親からだな!リーチ!」 淡「リーチ!」 小蒔「…………リーチ」ゴゴゴゴゴ 恭子(ダブリー三連とかおかしすぎるやろ) 照「……京」 京太郎「なんだ?」 照「絶対に負けないでね」 京太郎「それはこっちの台詞だっての」ナデナデ 照「むぅ……」 京太郎「今まで俺がお前との約束を破ったか?」 照「…………」 京太郎「俺を信じろ、絶対にまたお前の前に立つ」 照「……わかった」 照「頑張ろう」 京太郎「よし、っともう終わったみたいだな」 小蒔「ロン、32000」 淡「三家和ありだよね!ロン!32000!」 衣「ロン!48000!」 恭子「」 久「やっほー、昨日ぶりね」 京太郎「今日は負けませんよ」 久「そうね、楽しみにしてるわ」 久「あ!新子さん!」 憧「うわっ、清澄……」 灼「久しぶり」 京太郎「お久しぶりです、今日はよろしくお願いします」 灼「うん、よろしく」 憧「清澄にチャンピオンって色んな意味で最悪……」 久「まーまーそう言わずにー」 京太郎「もっと仲良くしようぜー」 憧「ちょっあんま近寄んないでよ!」ボコッ 京太郎「ぶへっ」 東一局 親 京太郎 25000 憧 25000 灼 25000 久 25000 憧「ポン」 灼(憧、相変わらずはや……) 久(二萬に二筒……三色か) 久(だとしたらこの二索危ないかも……) 久(いえ、これは通る!)トン 憧「ロン!12000!」 久「あ……はい」 東一局 親 京太郎 25000 憧 37000 灼 25000 久 13000 京太郎(親流されて跳満リードとかきついって!) 京太郎(まずは新子さんの親を流す!) 京太郎「チー!」 久(やっばい、どうしよう) 久(須賀君はまだ安そうだけど……) 久(やっぱここは和了りにいく!)トン 京太郎「ロン!1300!」 東三局 京太郎 26300 憧 37000 親 灼 25000 久 11700 憧「ロン、2000」 京太郎「はい」チャラッ 憧「どうも」ピトッ←指先が触れ合う 京太郎「あ」 憧「……~~っ!」カァァ 憧「は、はやく!次!」 久「初々しいわね~」ニヤニヤ 憧「う、うるさい!」 東四局 京太郎 24300 憧 39000 灼 25000 親 久 11700 同コンマのため、流局 久「テンパイ」 京太郎「テンパイ」 憧「テンパイ」 灼「ノーテン」 京太郎(半荘で良かった……) 京太郎(今はどうやって逆転するかを考えないとな)チラッ 憧「」ビクッ 憧「……///」 京太郎「?」 東四局一本場 京太郎 25300 憧 40000 灼 22000 親 久 12700 灼(…………) 灼(憧と18000点差、ここからならまだ勝てる) 灼(直撃で点差を縮めない、と) 京太郎(テンパイできねぇ……) 京太郎(不要牌ばっかじゃねえかよ、早く新子さんに追いつかねえといけねえのに!) 久(今日はツイてないわねー) 久(……まだ四局以上あるんだから巻き返せるわよね) 久(次は和了らないとね!) 憧(面前一通、これなら和了れる!) 憧(まだ一向聴なんだけどね……)トン 灼「ロン、6700」 灼(まず一歩) 南一局 親 京太郎 25300 憧 33300 灼 28700 久 12700 京太郎(親番なんだし、攻めていかねえと!) 憧「リーチ」 京太郎(この状況でリーチかよ!) 京太郎(どうする、何切ればいいんだよ!) 京太郎(テンパイはとっておきたい、でも嫌な予感が……) 京太郎(くそっ、行っちまえ!)トン 憧「ロン」 京太郎「うっ」 憧「24000」 京太郎「な……っ!」 南二局 京太郎 1300 親 憧 57300 灼 28700 久 12700 京太郎(何……やってんだ俺) 京太郎(こんなところで終わってたまるかよ……) 京太郎(こんな点差つけられて、全然和了れなくて) 京太郎(負けねえよ、負けたくねえよ) 京太郎(勝つんだよ!) 京太郎(……どうするこの状況) 京太郎(リーチでツモれば倍満、もう少し待てば三倍満だって見えてくる、あわよくば数えだって……) 京太郎(素直にツモるか、悪あがきをするか) 京太郎(どうすればいい……) 京太郎(照や咲だったら、どうするんだ) 京太郎(……ツモったか) 京太郎(平和清一色の三門張……) 手牌:一二三三四五六七七八八八九 ツモ:八萬 京太郎(ここは一盃口か一通を待つ、だから!) 京太郎(遠回りでも可能性を残して、勝ちに行く!)トン 八萬 憧(張ってそうな感じね……でも染め手っぽいし……) 灼(振り込まないように……) 久(ここもオリようかしら……) 京太郎(よし、来た!) 京太郎(あれこれさっき三萬捨てといたほうが良かったんじゃ……) 手牌:一二三三四五六七七八八八九 ツモ:九 京太郎(まあいい、三面張を捨てて三・六萬待ち) 京太郎(これって平和も入るんだっけか?) 京太郎(まあいい、これでリーチ清一色一通一盃口) 京太郎(ツモか一発で三倍満、裏も乗れば数えだって行ける!) 京太郎「リーチ!」トン 八萬 憧(何、この気迫!) 灼(……危な) 久(へぇ、諦めないんだ) 京太郎(これで決まればいいんだけどな……っ!) 京太郎(来てくれ!)スチャ 京太郎(よし!) 京太郎「……ツモ!」 京太郎「リーチ一発清一色一盃口一通、裏裏!」 京太郎「8000・16000!」 南三局 京太郎 33300 憧 41300 親 灼 20700 久 4700 京太郎(よし!三色混じりの満貫手!) 京太郎(これで追いついてやる!) 京太郎「リーチ!」 灼(またリーチ……) 久(流れ持ってかれちゃったかな……) 憧(須賀……なんで諦めないんだろ) 憧(ここまで私が勝ってるのに……) 灼(まだ私も、諦めない) 灼「リーチ」 京太郎「ロン!8000!」 京太郎「これで同点だ!」 オーラス 京太郎 41300 憧 41300 灼 12700 親 久 4700 久(ラス親でテンパイ、か) 久(悪い待ち……はしなくていいかしらね) 久(和了れなさそうだし……) 京太郎(これで……この手で……!) 久(私が和了っても困るだろうし、ね) 京太郎「リーチ!」 憧(負けそうなのに、追いつかれてるのに) 憧(悔しいのに……) 憧(もう、あそこまで必死だったら応援するしかないじゃない) 憧(須賀、か……) 灼(和了られてばかり……) 灼(須賀君、会場で会った時とは全然違う) 灼(少し……昔のハルちゃんみたいだった) 京太郎(これで止めだ!) 京太郎「ツモ!3000・6000!」 終局 京太郎 53300 憧 38300 灼 9700 久 -1300 京太郎「おっ、お疲れ様でしたぁ!」 灼「お疲れ」 久「お疲れ、あー飛ばされちゃったかー」 京太郎「なんか、すんません」 久「いいわよ、決勝頑張ってね」 京太郎「はい!」 灼「憧、行こ」 憧「ちょ、ちょっと待って!」 灼「?」 憧「す、須賀!」 京太郎「なんだ?」 憧「え、えっと、その……お、お疲れ!」カァァ 京太郎「おう、また今度打とうな」 憧「あ、あと!」カキカキ 憧「これ、これ!」 京太郎「……メアド?」 憧「わ、私ってほら、男が苦手でさ、だからたまに話し相手になったりしてくれると、その、助かるなって」 灼「じゃあ私も」 久「じゃあ私もー」 京太郎「竹井さんはむしろ扱いが上手そうですけどね」 久「えーひどくない?」 京太郎「身の回りの男をこき使ってそうなイメージです」 久「なんか失礼ね」プクー 灼「それじゃ、また」 京太郎「はい、お元気で!」 京太郎「……また、あいつらと打てるのか」 京太郎「勝って、あいつらの隣に立つんだ」ギュッ 夕 京太郎「ただいまー」 もこ「京太郎!京太郎!」 京太郎「どうした?」 もこ「黒と朱と赤の卓、不屈の京太郎!」 京太郎「?さっきの試合?」 もこ「すごかったぁ!」ニコッ 京太郎「そっか、ありがとな」ナデナデ もこ「京太郎、夕刻は如何にして過ごす?」 京太郎「んー、疲れたし部屋出たくないし……遊ぶか」 もこ「御意!」 京太郎「それ敬語じゃなかったか?」 京太郎「じゃあ今日はインディアンポーカーでもするか」 もこ「胤禰闇峰袈厭?」 京太郎「そそ、インディアンポーカー」 京太郎「まずお互い一枚ずつカードを取っておでこにつける」 京太郎「それで勝負するかしないかを選ぶ、簡単に言うとこんな感じだな、わかったか?」 もこ「」コクッ 京太郎「よし、じゃあ一ゲーム目だ」 京太郎「……」ジーッ←正座 もこ「……」ジーッ←正座 京太郎(対木さんは7か……微妙だな) 京太郎(確率的には負けやすい……ここはオリか?)ジーッ もこ「……」ジーッ 京太郎(あ、目が合った) もこ「……」メソラシ もこ「……」チラッ 京太郎「またこっち見た」 もこ「…………」カァァ もこ「み、見ないで」テレテレ 京太郎「勝負なんだからしょうがないだろ」 もこ「ぅぅ……」カァァ 京太郎(何だこの小動物的な可愛さ……) もこ「……厠」 京太郎「江戸時代!?」 もこ「……ん」スクッ ビリッ もこ「あっ」コケッ 京太郎「危ねっ!」ガシッ ポスン 京太郎「い、つっつ、正座なんかするんじゃなかったな……!?」 もこ「痛い……」 京太郎(あれ、何これ、俺押し倒されてんの?) 京太郎(目の前に対木さんの顔あるし……って顔小っちゃくねえか?) 京太郎(またいい匂いがするし……) 京太郎「つっ対木さん?とりあえず離れてくんないかな?」 もこ「あ……ぅ」 京太郎「対木さん?」 もこ「…………もこ」 京太郎「え?」 もこ「初名で呼称しなければ退かない」 京太郎「初名?……ファーストネームのことか?」 もこ「」コクッ 京太郎「じゃあ、もこ、退いてくれないか?」 もこ「……もう一度」 京太郎「もこ?」 もこ「……」カァァ もこ「……もう一度」 京太郎「いい加減にしなさい」ペシッ もこ「あぅ……」 【一時間後】 京太郎「もこ、そろそろ離してくれないか?」 もこ「……あと十度」ギュゥ 京太郎「はぁ……」 夜 京太郎「もこ、離さないと遊ばないぞ」 もこ「それは嫌」 京太郎「じゃあ離れろ」 もこ「……御意」 もこ「次は反転し合う白黒≪モノクロ≫の盤上」 京太郎「オセロな、今から借りてくるから、シャワーとか浴びとけ」 もこ「うん」 京太郎「持ってきたぞ」 もこ「ありがとう」ホクホク 京太郎「もこはどっちの色がいい?」 もこ「灰」 京太郎「黒か白だ」 もこ「黒」 京太郎「じゃあ俺が白だな」 京太郎「角三つ取ったのに負けたかー」 もこ「ふぁ……ん」 京太郎「眠いのか?」 もこ「」コクッ 京太郎「ならさっさと片付けないとな、手伝ってくれるか?」 もこ「」コクッ 京太郎「よし、もうちょい頑張れ」 もこ「……」ペラッ ペラッ 京太郎「そういや、今夜でここで寝るのも最後なんだよな」 もこ「……」ポロッ 京太郎「落としたぞ?」 もこ「……京太郎」 京太郎「ん?」 もこ「帰郷しても、友だち、だよね?」 京太郎「おう、もちろんじゃねえか」 もこ「!」パァァ もこ「ありがとう!」ニコッ 京太郎「当然だろ、普通だよ」ナデナデ もこ「えへへ……」 【九日目】終了
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448 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/03/14(土) 22 43 22 ID c.Fsqo2Y [1/8] ホワイトデーなので大鯨のSSを投下します 艦娘に関して誕生日等多数の独自設定がありますので 苦手な方はスルーして頂いても構いません 449 名前:わ・る・よ・い 幼妻大鯨ちゃん[sage] 投稿日:2015/03/14(土) 22 44 12 ID c.Fsqo2Y [2/8] こんばんわあ。潜水空母大鯨です。 今日は2015年3月14日。そう、ホワイトデーです。 私もバレンタインデーで好きな人――という程度ではないほど大切な人――にチョコレートを贈りました。 別にお返しなんて期待はしていません。いつも一緒で楽しい時を過ごしていますから。 でもやっぱり期待してしまう日本人気質も抑え切れません。 それに『お返し』は日本の文化ですからね。 「横須賀までの遠征ご苦労様。あ、プリンツ・オイゲン。 この前のプリッツで作った艦船が好評だったからこれはその礼だ」 「これは……たくさんの地域限定プリッツ!?」 「出張に出かけた時についでに買っておいたんだ」 「ありがとうございます!」 オイゲンさん、とても嬉しそうです。 日本に来て食べたプリッツを相当気に入ったのかいつもプリッツを持っていて、 プリッツ・オイゲンと呼ばれることもたまにあるみたいです。 ちなみに提督はコラボ商品でも出ないかと大淀さんに相談しているみたいです。 半年ちょっと前にお菓子会社と艦娘のコラボ商品も出ましたから無理ではないでしょうけど、 プリンツ・オイゲンのプリッツが出るとしたら11月になるでしょうね。 「出張とか何とか言って、本当は遊び歩いていたんでしょ、このクソ提督」 「曙、俺がいつ出張と偽って遊びに行った?俺はそんなことは一度もしたことないぞ。 出張のついでに買い物に出かけたことはたくさんあるけどな。 それよりもこれ、この前の御礼だ」 「この前の御礼って何よ?」 「バレンタインの時のチョコレート艦船の事だ。 曙、君の中に目覚めた駆逐艦曙の遺された記憶、想いから空母翔鶴の外観を思い出してもらっただろう。 完全ではなかったものの今までの資料より正確に思い出してくれたけど、 その過程で君自身に辛い思いをさせてしまった…」 「御礼というよりお詫びよね。別に気にしないでよ。 翔鶴型の資料は歴史の中で破棄されていて正確な情報は不明なんでしょ? だったら、失われたものを現代に蘇らせる目的ってのなら、我慢してやってやるわよ!」 「すまない……」 「いちいち謝んないでよこのクソ提督!私達艦娘をなめるんじゃないわよ!」 「そうだな…その通りだよな…」 駆逐艦曙は様々な謗りを受けてきた悲劇の駆逐艦です。 曙ちゃん自身がああなったのは彼女が自分というものが出来上がっていない子供の頃に駆逐艦曙の艦娘になり、 その中で駆逐艦曙の記憶が彼女自身に流れ込んできたからなのかもしれません。 歴史の影に埋もれた貴重なものも、目を覆いたくなるような悲しい出来事も…… 幼くして艦娘になった曙ちゃんは早い内から駆逐艦曙が受けた辛い仕打ちの記憶が目覚めてしまい、 それを客観的に見ることができず自分自身のことと混同してしまい、ああなってしまったのでしょう。 艦娘とは、かつて存在した旧日本海軍の艦船の力を行使できる存在です。 基本的には素質を持った人間の女性がなれるものです。 私の場合潜水母艦大鯨の進水式と同じ日に産まれました。 潜水母艦大鯨が起工から7ヶ月という短期間で進水したのと同じく、 私自身も7ヶ月の未熟児でこの世に産まれました。 そしてその私の体の弱さはまるで潜水母艦大鯨の運命に準えられているようでした。 でも家族や周りの人達の暖かさに支えられながら無事にここまで生きてこれました。 だから私は皆さんに恩返しをしたいのと、 自分が生きた証を何かしらの形で残したいと思い艦娘になりました。 そして私は潜水母艦大鯨の艦娘になりました。 潜水母艦大鯨の史実を調べている内に自分と重なる点がたくさんあることを知りました。 私は病弱だった頃、 『どうして自分はこんな体で産まれてきたのだろう?何故こんな苦しい思いをしなければいけないの?』 と暗い気持ちになったこともありました。 でも艦娘となってその疑問が氷解しました。 私が苦しい思いをしたのはそれが大鯨となる宿命だったからで、 苦しんでいた私をみんなが助けてくれることによって みんなへの感謝の気持ちを持ち、人のために役立とうと思う人間になれました。 「大鯨さん、どうしたのですか?」 「……あ、鳥海さん」 「ボーっとしてたけど、もしかして司令官と夜戦でもし過ぎたのかしら?」 「違います!!…………曙さんの話を聞いて、 自分も司る艦の記憶が流れてきて押し潰されないか不安で……」 「そうね……艦娘に艦の記憶が流れて来るのには個人差があるからね。 あなたは潜水母艦大鯨の艦娘だけど空母龍鳳の記憶も改造前でありながらわずかにあるみたい」 「ええ……」 「もし『あの時』の記憶があなたの頭の中に蘇って来たら……その時あなたは……」 「……その時は司令官が側で支えてあげてね」 「ああ…出来るかぎりやってみるよ…」 「こういう時にそんな言い方しないでよ、このクソ提督!」 「まあまあ曙さん。人間は誰だって出来る事と出来ない事があるんですよ。 重巡洋艦である私は潜水艦への攻撃手段を持っていませんが、 駆逐艦のあなたなら潜水艦へ攻撃か出来ます。 逆に駆逐艦は偵察機を乗せられませんけど巡洋艦なら乗せられます。 このようにみんな他人が出来ない事を補い合って生きていくんです。 何事も一人で抱えられるものではありませんからね」 「……鳥海の言う通りね」 「まあこんな話はこれまでにしましょ。司令官さん、私達には?」 「ああ、そうだった。君達の分も忘れちゃいけない。これは鳥海、これは如月、と」 「ありがとうございます」 「司令官ったら…ありがとう。好きよ…」 「あ、こっちも忘れるところでした。ハイ、大鯨さん、これは横須賀の鎮守府の元帥からです」 「元帥が?」 「なんでもチョコレート艦船模型展を成功させたからだとか……」 「でも私が貰うなんて……」 「他のみんなも貰っているわ」 「なら…受け取らせてもらいますね」 「どうぞ……それでは失礼します」 そう言って鳥海さん達は司令室から退室しました。 みなさんがいなくなった後の司令室は先程とは違ってとても静かです。 「ふう、今日の仕事はこれで終わりだな」 「お疲れ様です。日誌と後片付けは私がしておきますので、提督はお先に」 「すまないな」 「いえ、これも秘書艦の勤めですから」 「それじゃ後は頼む」 そう言って提督も司令室から出ていきました。 「これでよし、っと」 日誌と後片付けを終わらせました。 「ふう……ああは言いましたけどさすがに一人だと疲れちゃいました。 そうだ、元帥からのホワイトデーのお返しが何なのか確認しておかないと」 早速いただいた物を確認しました。どうやらチョコレートみたいです。 とても美味しそう……小腹も空きましたし、いいですよねっ。私はチョコレートを口にしました。 ああ…美味しい……諸事情で夕食を取れませんでしたからどんどん進んじゃいます。 気が付くともうチョコレートはひとつだけになっていました。あの人にも残しておかないと…… 私は何だかふわりとした気分で司令室を退室し、自室に戻りました。 「ああ、君か。すまない、先にお風呂に入っていたよ」 提督という仕事から解放されたあの人はどうやら先にお風呂に入っちゃったみたいです。 でも私は別にそんなことは気になりません。むしろ今はもっと大事なことがあります。 「君に渡したいものが…」 何か言いましたが私はその言葉を無視するかのように ソファでくつろいでいたあの人の前に行き、 そのままあの人のパジャマのズボンの前に手を伸ばしました。 「ちょっ、何を…!?」 ズボンのボタンを開け、トランクスのボタンも開け、あの人の股間のモノを出しました。 それはとてもかわいらしいものでした。皮も被っていてまるで子供みたい…… お風呂に入ったということは洗って綺麗にしたと思い、 私は皮をむいて先っちょにキスしちゃいました。 「ああっ……」 感じているのでしょうか。何だかかわいい声を出しちゃって…… 私は続けざまに唇で挟んだり、舌で鈴口や裏筋を刺激したりと、 如月ちゃんが持っていた本の内容を試しました。 ……如月ちゃんの年齢であんな本持ってるなんて本当はいけないことでしょう。 今度没収しちゃいましょうか。 そう思っているうちにおちんちんがどんどん硬くなって大きくなってきました。 私は喉の入口や内頬の粘膜で刺激しました。 そうしたらますます気持ちよさそうな声を出して…… 何だかビクビクとしてきました。もう限界が近いようですね。 根本から竿の中ほどに唇を移動させました。さすがに喉に直接出されるのは怖いですからね。 そしてまた一段と大きくなった刹那 どびゅるっ! 私の口の中に温かさが広がりました。気持ち良かった、という証が解き放たれたのです。 とめどなくあふれ出んばかりに広がっていって…… とても気持ちよかったんだって思うとなんだか嬉しくなっちゃいます。 何とも言えない味ですけど……とても濃厚な……そんな感じがしました。 そして、いつまでも続くかと思うような放出が終わりました。 ごくん…… 口の中に出されたものを飲み込みました。本当は口から飲むようなものではないんです。 ましてやおしっこが出るところから出たものです。普通だったら飲もうとなんて思わないでしょう。 あの人だって口淫行為を否定していないとはいえ、飲むことをあまり好ましく思っていないですし。 でも、今はあまりそんなこと考える時じゃない……というか考えられません。 「あ、元帥からもらいましたこのチョコレート、最後の一つですけどいかがですか? とってもおいしくて、なんだかいい気分に……」 「いい気分……おい、こいつはアルコールが入ってるじゃねーか!」 「え?そういえばあまり箱を見ませんでしたけど……………………そんな!?」 私はびっくりしました。このチョコレート、アルコールが入っていたんです。しかも度数が高くて…… 私は一気に酔いがさめてしまいまいた。十日ほど前と同じ過ちを犯してしまったんだって…… もう……恥ずかしくて情けなくて…… 「ごめんなさい…………本当に…ごめんなさい…………」 私はただ、謝ることしかできなかったのです。 「別にそんなに謝らなくていいよ」 「でも…」 「……だったら目を瞑れ」 「え……あ、はい……」 私は言われるがままに目を瞑りました。 もしかしたら平手打ちが来るんじゃないかと思い歯も食いしばりました。 でも…… ふにゅっ 私の頬に何かが飛んでくることはなく、唇に暖かくて柔らかいものが触れまいた。 そして口の中に柔らかいものと、甘いものが入ってきました。 柔らかいものはなんなのかは想像がつきました。私はそれに自分の舌を絡めました。 甘いものと一緒に舐めるかのように…… 「っふう……」 「あの……これって……?」 「バレンタインデーのお返しだ。ホワイトデーはキャンディーを送り返すのが始まりだしな。 キャンディーは白砂糖からできている。だからホワイトデーなんだ」 「ためになります……でも私の口…」 「君自身に何回も苦しみを味あわせたからこのくらい」 私は堂々巡りになると思ってこれ以上言いませんでした。その代わり、 「あの……今日もしましょうか……私、我慢できません。 蠍座の女は一度火が付いたら止められませんよ。 ましてや私は太陽星座だけじゃなく、月星座も蠍座なのですから…… それにさっきのことでまた昂ぶってきたみたいで…… 大丈夫ですよ、前に『酔った時にもしちゃって構いません』って言いましたよね?」 「ああ、わかったよ。いいよ。俺だって蠍座の男だ。やるときゃとことんやらなきゃな」 蠍座同士で燃え上がればもはや誰にも止められません。 火と火が合わされば炎になります。 でも蠍座は炎です。炎と炎が合わさったら………… 言葉にできないくらい激しいものになるでしょう。 そして、とてもとても光り輝いたものとなるのでしょうね。 ―終― 455 名前:幼妻大鯨ちゃん[sage] 投稿日:2015/03/14(土) 22 50 09 ID c.Fsqo2Y 以上です 前回よりも酔いが浅いのにこのタイトルなのは 行動によるものが大きいと思ってください 実は先月時点では雛祭りSSは予定にありませんでしたが 甘酒について調べてるうちに白酒のことを知り、 今回の話が思いついたのです それではまた 456 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/03/14(土) 22 57 23 ID Di4kl9bk GJ! 457 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/03/14(土) 23 16 33 ID lyk1DqHw 良いね! これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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照「……ねえ京ちゃん」 京太郎「なんですか?」 照「…………好き」 京太郎「……照さん」 照「……うん」 京太郎「このクッキー、そんなに気に入ったんですか?」 照「……そうじゃない。や、クッキーはすごく美味しいけど」 京太郎「いやー、この前テレビで見たやつだったんですけど、ちょっとアレンジしまして」 照「うん、相変わらず京ちゃんが作るお菓子は美味しい。でも、私が好きなのは…」 京太郎「あ、照さんが好きそうな味もありますよ?」 照「……もらう……美味しいよ、京ちゃん」 照「……という訳で今回も駄目だった」電話中 咲『えー……この前校舎の裏に呼んでからも駄目だったよね?』 照「『俺も好きですけど?あ、新しいアイス屋できてましたよ』は、さすがに予想外」 咲『やっぱり京ちゃん鈍いね』 照「うん……でも、そのおかげでまだ取られてない」 淡「キョータロー!クッキー美味しかったー!ありがとー!」 京太郎「おう。いや、抱き着くなって」 淡「もー、大好きだしいいじゃーん!」 京太郎「はいはい。いつも言ってんな」 淡「……本気なのに」 菫「こら淡、その辺りにしとけ。しかし、本当に美味しかったぞ」 京太郎「菫先輩、ありがとうございます」 菫「その礼と言ってはなんだが……今度この映画でも見に行かないか?」 京太郎「これって最近話題の……」 菫「ああ……その、恋人や好きな人と見るラブストーリーとか言われているが……」 京太郎「じゃあ俺なんかじゃ駄目ですよー。菫先輩ならすぐにいい人見つかりますって」 菫「……私は君がいいんだがな」 尭深「あの……お茶、どうぞ」 京太郎「ありがとうございます……ふぅ、やっぱり尭深先輩が淹れるお茶が一番です」 尭深「ありがとう……京太郎くんさえ良ければ……毎日でも淹れてあげるよ?」 京太郎「え?そんなの悪いですって。そりゃ美味しいですけど先輩が大変ですし、たまにでいいですよー」 尭深「……そういう意味じゃないのに」 誠子「京太郎!私と付き合ってくれ!!」 京太郎「いいですけどまた釣りですか?この前美味しい魚料理のレシピを見つけまして…」 誠子「あ、いや、付き合うってそういうのじゃなくて…」 京太郎「この前釣ってすぐ捌いたのも美味しかったですよね?またすぐにできるやつなんで期待しててくださいね!」 誠子「あ、あぁ……京太郎の料理は美味しいから楽しみだよ……真正面からでも駄目なのか……」 照「また被害者が増えてる」 咲『昔からそうだったよねー』 照「もうどうすればいいんだろ……」 咲『うーん……いっそ押し倒す?既成事実ゲット!……なーんてね』 照「……それだ!」 咲『……え?あの、お姉ちゃん?冗談だよ?』 照「咲、ありがとう。今度こそ、成功させてくる!」 咲『お姉ちゃん!?ちょっと待って!冗談だって!!お姉ちゃーん!!』 カンッ?